AVe  Maria

条件をつけず

 

一生懸命、自分を愛しませんか?

 

受け入れられますか?

あなたは、天と正しく生きるために生きているのではありません。


それでは、自分をジャッジすることになります。

夕闇の空を見上げました。

 

夜、姪から電話がありました。

「お月様見て! オレンジ色だよ。」と。

 

虹のアートを発見したり

面白い一日でした。

 

「変化」&「2」、メッセージです。

 


活発な強いエネルギーを感じます。

 

2は、すべてうまくいくというサインです。

希望を持つことが、

より好ましい結果へと、導いてくれます。

 

すべてうまくいきます!


そう信じ続けてくださいね。


全ての喪失は、辛いことです。

喪失は、新しい結びつきを作ります。

変化をもたらし、成長の新しい可能性を開くものです。

 

しがらみを抜け出せなかったり

悲しい知らせが舞い込むかもしれません。

 

けれど、それを乗り越えたところに

新たな出発&復帰が見えてきます。

 

再会&交流の復活があるのでしょう。

 

急いだり、焦ったりせず、

気持ちの切り替えを心がけてみませんか?

 

あなたは、人に対して、寛大になれますか?

 

困難な時にも、しっかりと物事に対処することができますか?

 

思慮分別がありますか?

 

そういったエネルギーが必要とされるでしょう。

 

 

誰かを頼るよりも、自分自身で前進していくときです。

それだけの力が、備わっているのですから。

 

弱気にならないようにしましょうね。

目標に向かって、力強く進んでいきましょう。

 

決して、受け身になるのではなく

飛び込みませんか?

 

余り高圧的な態度に出ないように、心がけましょうね。

 

体の水分が不足すると、思考力が低下しますね。

水を沢山飲むようにしましょう。

 

水、果物&野菜をたくさんと食べるようになると、元気になります。

 

気分も、スッキリします☆

唐花、お好きですか?


 

 お庭に白バラが咲いてました。

 

毎週、姪の絵画教室の帰りに

立ち寄るお花屋さんで見つけました。

 

 「珍しい品種で、この値段ではなかなかありませんよ。」そう、

 

エンジェリックな女性が、教えてくださいました。

 

窓辺に咲く一重のバラ。

 

毎年、お花が咲き終わったら、

すぐ切り落としてました。

 

そのほうが、負担をかけないのだとか。

 

時々歩いて見かける、バラが見事な家々。

枯れて茶色くなった花びらは、そのまま。


 

今年は、あまり手を加えたくありません。

ハプ。

 

 最近、チンチラのハプを

よく思い出します。

 

家族でヨーロッパ旅行した時

1匹目のシャムのトムを預けていた

お馴染みのペット屋さんで、出会いました。


 トムを迎えに行った日

檻の中に、小さな赤ちゃん猫がいました。

 

姉と僕の貯金をすべてかき集めて買いました。

 

訪れたオーストリアのハブスブルクからハプと命名しました。

 

トムは寒がりで、ベランダ&冷蔵庫の上がお気に入りでした。

ハプは、いつもクーラーの上でした。

 


家族が日本に比重を置くようになり

トム&ハプをどうするか悩みました。

仲の良い二匹、出来れば一緒に日本に連れて帰りたい。

 

シャムネコは、シャム国が幸せではないか・・・

 

トムは、バンコクのマンションと決めました。

 

トムが、老いてきたころ

仕事上、2か月に一度バンコクに行っていました。

 

日本に戻る日

毎回

トムは、スーツケースから出ようとしませんでした。

 


胸が締め付けられました。

 

猫は、人に懐きます。

 ハプに痙攣が起きたのは、姪が生まれてからでした。

 

姪が泣くと、

ハプは、警報のような心配した鳴き声をしました。

それから、あやすように鳴きました。

いつも姪のそばにいました。

姪が大好きでした。

 

ハプ&姪は、誕生日が同じでした。

お肉とキャットフード、蒸した魚の粗だけしか食べなかったハプが、

肉じゃがを食べたのは、予兆だったのです。

 

ハプが、14歳の冬の出来事でした。


 

動物愛で一杯な中山獣医さんに診て頂くと、

「どこも悪くないよ。心配ないよ。」

そう、仰いました。

夜、気功をしてると

ハプが足元によたれるように近寄ってくるようになりました。

 

”ハプは、病気じゃないのかな?”そう、思いました。

 

 よく手をかざしてました。


ハプの食欲は、どんどん減っていきました。

 

真っ白で銀色にも光る

ゴージャスで美しかったハプが痩せていきました。

 

 

卵の黄身、お肉&お刺身・・ハプが食べるなら何でもあげました。

秋、ハプは、また痙攣を起こしました。

 

15歳になっていました。

 

中山先生に診て頂くと、

「どこも悪くはないよ。もう、年なんだよね。心配いらないからね。」と。

 

ある日、「ガーデニングに使ったらどうだろう?」と

父が、祖母の家から重い石を持って帰ってきました。 

 

その石を、直視したくありませんでした。

 

 それから別のある日、

姪が、足を骨折しました。

 

彼女は、最近の前世でも足のけがをしました。


ギブスが取れても

姪は歩きませんでした。


僕はハプに囁いてました。

”ハプ君、歩けるといいね。”と。

それから、僕はタイに行きました。

 

タイに行く前日、いつものように

両親に頼んでおく

簡単なリストを書いたつもりでした。



バンコクにつき、真っ先に友人・Jimmyと会いました。

スタバで近況を話していると

どこからともなく、猫の鳴き声が聞こえてきました。

 

雑誌を読んでいたJimmyが、言いました。

「猫の鳴き声がしない?」と。

あたりを見回してもどこにもいない・・・

足元に、気配がありました。

 

空間から聞こえてくるハプの鳴き声でした。



チャイナタウンで夕飯をすまし

姉に電話して尋ねました。

「ハプに何かあったの?」と。

 

「また痙攣があったの。

パパが、病院に連れて行ったら癌だって。

後ろ足が膿んで、包帯をしてるのよ。

薬ももらったし。

せっかく久しぶりのタイだし。

今、英君に伝えてもかわいそうだから

帰ってきたら教えるって言っていたよ。」

そう、姉が言いました。

 

”今に、意識しよう。”

そう思いました。

姪&ハプが歩けるようになることを

祈ってました。

 

バンコク最後の日、

永住した同級生たちにも

卒業以来ぶりに再会しました。

皆、変わっていませんでした。

 

そしてJimmyと静かな時間を過ごしに

友人のバーに行きました。

 

別れ際、ハプの甘く高い悲痛な鳴き声がしました。

 

”早く帰ってきて!”そう、聞こえました。

寒い日本。

ハプは、ホットカーペットにいました。

包帯をほどくと、足先が濡れて溶けてるように見えました。

 

両親に頼んでおいたリストを目にして

愕然としました。

ハプの事を細かく書いていたのです。

 

抱っこひもを作って、

 歩けなくなったハプを抱っこして過ごすことにしました。

帰国して3日目の夜、ハプがベットにいませんでした。

ハプは、床に立って元気な姿で輝いてました。

 月明かりの光が、ハプを照らしてました。

舌をしまい忘れて口を閉じたハプの顔は、

「見て、見て~!」とニンマリ

得意げに喜んでいるようでした。

「よかったね~。」

 そう言って僕は、眠りに戻りました

 

9日目、意識が朦朧としてるようでした。

手をかざすのも、気が引けました。

クリスタルに顔をうずめるハプでした。

 

 

12日目、姉&姪がハプに会いに来ました。

 

姪は、包帯を変えるのを手伝ってくれました。

 ハプは、姉に懐いていました。

何日かぶりに、シャワーを浴びる間

姉にハプをだっこしててと頼みました。

シャワーを終え、姉&母と話してました。

「明日、ハプは還るからね。」と。

 

そんな中、姪がテーブルを掴みながら

確認するようにゆっくりと立って歩き始めました。

 

ギブスを外して、一か月以上たってからの出来事でした。

 皆、ホッとしました。


 

「明日も幼稚園があるから、もう帰るね。」

そう姉が言いました。

 

ハプが目を開きました。

まだ、姉にいてほしそうでした。

「もう少しいたら?」そう僕は言いました。

 

後ろ髪を引かれるように

姉たちは、帰っていきました。

真夜中、苦しそうなハプに話しかけました。 

 

「ハプ、ありがとね。僕は大丈夫だから。

ハプ、ありがとね。歩いたね。

ずっと、手放そうとしなくって、ごめんね。

無理させたね。ありがとね。愛してるよ。」と。

 

いつもハプに甘えてました。

 

マリア像に明かりを灯して、祈りました。

 

「マリア様、どうかお願いします。ハプが、解放されますように。

マリア様、お願いします。ハプを、楽にしてあげてください。」と。

 

ハプは、ピックとしてから息を吐きました。

動かなくなりました。

 

 

ハプを白いタイの織布で包んで一緒に寝ました。

 

ハプが大好きだったお庭に埋めよう。

皆が いつも眺める椿の下に。

 そう、決心がついたのは亡くなってから三日後でした。

 

皆で、ハプをお花と一緒に埋め

手を合わしました。

 

父が持って帰ってきた石は、墓石になりました。

大いなる自然の流れは、変化です。


虹は、変化のシグナルです。

 

枯れて土に還る流れを、受け入れたい・・・

 

そう感じています。


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