枯葉

落ち葉が、町を美しく染めています。

 千利休のお庭の有名なお話があります。

 

弟子がお庭の手入れをしました。

千利休は、全く出来ていないと叱りました。

弟子は、もう一度雑草を抜き、剪定をして、枯葉をはき、

砂利を整え、石を洗い、草木に水をあげましたが、

やはり出来ていないと叱られました。

何が出来ていないのか弟子は、尋ねました。

千利休は、木を揺らし、パラパラと紅葉を庭に落とました。

 

この感性、好きだなーと思いました。

 秋は、ガーデナー&ベランダーにとって

忙しい季節ですね。

春は秋の手入れ次第で大きく変わります。

そんな手入れの合図は、木々が紅葉した頃です。

 

落ち葉は、そのまま土に還すように心がけています。

 枯葉が落ちているお庭が僕は好きです。

土を掘り返して、空気を入れてあげて、落ち葉に被せるようにしてあげれば

土は一年でフカフカになります。

プランターでも同じことをしています。

 

余った枯葉はトタン箱に溜めています。

今、REーCYCLE ,USE & DUCEの時代ですが、

リサイクルは、古代エジプトが象徴でしょう。

 

夜空は澄み切っていて、オリオン座がとても綺麗ですね。

時代は、兄妹&夫婦である

オシリスのオリオン座&イシスのシリウス座が

手を取り合うときですね。

この大きな変容は、全ての世界でジワジワと表れています。

 

美の世界でも、外面的美容の時代から内面的美容をも取り込む流れは

大分前から始まっていますね。

インナービュティーなくして、本当の美はありえません。

 

美は、気からです。

猫は、9回生まれ変わるといわれます。

「魔女は、8回生まれ変わり、

最期の生を猫として生まれる。」という説と

「古代エジプト、太陽神ラーは9つの神々を伴って猫として

天からおりてくる。」という説があります。

 

黒猫の絵は、家に幸運を呼び込むのだとか。

猫は神秘的な動物です。

 

全ての命は、リサイクルします。

大好きな絵本作家、ターシャ・チューダーは、

理想のお庭を造るのに、最低9年はかかるといっています。

お庭は、忍耐を教えてくれると。

愛あるお庭かそうで無いかは、お庭を観るとすぐ分かると。

 

愛あるお庭は、土が生きています。

葉が輝いています。

生命力で満ち溢れていて、気が流れています。

 

土は、とっても大切な要素です。

裸足でする庭仕事は、気持ちがよく、甥&ノアとよくしています。

ノアは、スコティッシュフォールドで、土堀が好きなんです。

土を掘っては、崩れ落ちる土をとめて、ズーッと遊んでいます。

微笑ましいです。

義兄のご実家から送られてきた立派なサザエ、

頂いた後、蚊取り線香置きとしてお庭で活用していましたが

それらを使って芍薬とジャーマンアイリスを植える

新たな花壇を二つ作りました。

 

 

大きな鉢に植えていた、ミモザは土が合っていないようです。

祖母の裏庭で自植えして、大きくなったら鉢にもどす事にしました。

自植えして大きくなった、キングサリは掘り出して、

ガレージの大きな鉢に植え替えました。

 

皇帝ダリアは、風に揺られながら

見事な花を咲かせています。

ライトワーカーの多くが、ガーデナーであるのは理解できます。

自然に繋がると、沢山の情報を得ます。

それは、植物が純粋エネルギーだからです。

 

お庭を心に例えられることがあります。

良い種を心に植えて咲かせようと・・・

お庭の手入れも見方によってはとっても深いですね。

 

姉が植えた、見事なつるバラは死んでしまい、

地元の花屋さんが薦めてくれたオールドローズ、

今年とっても成長しました。

来年の春は、満開になるでしょう。

父の窓辺に何年も使っていたすだれは、この夏、ボロボロになりました。

そんな竹の風合いがとても好きで

つるバラを誘導するのに使いました。

長さは調整できるし、何十本とあるのでとても便利でした。

仕上がりが、気に入っています。

 

下北沢にはAGATAという素敵な雑貨屋さんがあります。

お店のくみさんは、とても純粋で優しく、寡黙で真っ直ぐな方でした。

好きな事は徹底して追及する彼女が大好きで影響を受けました。

彼女のお家は凄くって、宅配に来た佐川のお兄さんが感動したほどです。

素敵な出会いでした。

今度、下北に行ってみよっと♪

 

僕も、くみさんに習い、極力プラスチック類を避けています。

四つある小窓に鉢スタンドを作りました。

ネットで調べると、窓にぴったし合う寸法というのはなく、

値段も結構しました。

 

祖母の家の、使っていない風呂場の板&曾祖母が使っていたベットを解体して

使いました。

足になる木の板は、ちょうど16本あり寸法もぴったりでした。

足りない鉢は、祖母と叔母の家からいらないのをもらいました。

 

庭仕事をしていると、神の存在をよく感じます。

 

可愛くできた鉢スタンド、早く白く塗りたかったのです。

限られた時間、真っ暗闇の中下地を塗りました。

翌日の天気予報は雨でしたが、僕は塗りました。

ものすごい集中力で。

雲行きが怪しくなる中、「塗り終わるまでは、降らないで。」と神に祈りながら。

 

そのとおりになりました。

乾いた直後に、雨がザーッと降り始めました。

色とりどりの鉢が、素敵な調和をつくりました。

一番安く、花つきが良い品種の赤いゼラニウムの苗を

いつも頼んでいるお店に探してもらいました。

 

行動する勇気&失敗を恐れない事。

常にベストを尽くす事。

工夫&活用する事。

お金&手をかけすぎない事。

良く観る&気づく事。

 

自分らしさを大切にする事を、

 お庭は、いつも教えてくれます。

雨にぬれながら、鉢スタンドを窓辺に配置しました。

 

枯葉は、リサイクルの象徴です。

皆が生かせば、

大地は、必ず豊かになります。

 

 

 クリスマスは白で、来年は赤でしょう。


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