ありがとう

青い鳥は、

幸運を呼び込みます。

 

今から訪れる沢山の祝福を

感謝できるよう、用意しておきましょう。

姪が持ってきてくれたお花には

 オレンジ色のバラ&実、ケイト花、アスチルベに

青い小鳥が乗っていました。

 

青い鳥、僕は作ろうと思っていました。

伯母の近所には、フランス雑貨屋さんがあって

よく行きます。

そこには、大きな白い鳥かごがあって

青い鳥と草草をアレンジして窓辺に吊るしたかったのです。

 魂は、山に還る。

どこから山を登り始めても、頂上は1つです。

 

 チベットは、人&動物を敬います。

 全ての魂は、チベットの聖山に還り、

新たな命として戻ってくると信じられています。

火葬でも土葬でもなく、

鳥葬するのだとか。

 

 ヒマラヤ高原は、地球の自然のバロメーターと言われています。

ヒマラヤから流れる水は、

黄河、メコン川、ガンジス川等の源で

地球の人口の半分に恩恵を与えています。

山登りは、魂の浄化になります。

気持ちが良いですね。

達成&爽快感が得られます。

 

夏、山登りを義兄が誘ってくれました。

「どうせ降りる山、なぜ登るの?」僕はそんな事を聞いていましたっけ。

義兄は、うけて笑っていました。

山登り、好きですよ。

 

エジプトのシナイ山、school tripで4時間位かけて登りました。

月の明かり&ラクダ、

コリアンのクリスチャンの祈り&歓喜、

ピンク色の岩&美しい朝日が忘れられません。

昔も同じメンバーで、一緒に登った気がしました。

不思議な感覚でした。

友人達とペトラでも登りました。

頂上には、休憩場がありました。

べトウィンの詩人に出会いました。

とても懐かしい再会でした。

 

「I am kind to dog so,

I am very kind to you too.

Stay here! Sing & dance in the night together!

Stars are amazing!」と、彼は言いました。

 

イスラム圏は、猫が神聖な生き物です。

いたるところにいます。

 ほとんど見かけなかった犬を、猫と同じように

彼は可愛がっていました。

「差別しない、優しい人だね。」と

皆で話していました。

 また僕は、家族&友達と訪れるでしょう。

 

話は飛びますが、彼の顔は黄金比です。

祖母は、今まで合計10匹以上の犬&猫との出会いがありました。

もう高齢の祖母です。

老化は、

頭、目、耳、鼻と体の上から下りてきます。

 

せっかちにもなりますね。

 それは、自分の肉体に比例した

可能性を体が感じるからでしょう。

初夏、祖母の花壇にお花を植えていました。

10センチの高さも降りれなくなった老犬、パピーが

クンクン鳴いているのが聞こえたけれど、

家にすぐ入るつもりでした。

鈍い音と一緒にキャン!と鳴き声がしました。

パピーが僕を探し、

1メートル以上の高さから落ちたのです。

震えているパピーを抱え、タクシーで病院に行きました。

骨折はしていなかったのですが、

それっきり、寝たきりになりました。

 

高齢になるほど、怪我は致命的になりますね。

それでも16才のパピーは、食欲旺盛で

祖母の家に行けば、一緒にご飯を食べていました。

 

秋、パピーの死期が近づいている事を知りました。

お庭に、お墓を姪と掘りました。

愛情深い祖母は、

責任感がとても強く&超心配性です。

お墓は、

先のことに囚われていた祖母を

”今”に繋げました。

祖母は、

一生懸命、看病していました。

パピーが亡くなる二日前、

祖母は、二匹の穏やかなサルの夢をみました。

「犬猿の仲。心配だわ・・・パピーちゃんは、大丈夫かしら?」と

 

亡くなってから2日後に、

お庭で一番好きな、日当たりのよいところに

花束&水仙&クロプッスの球根と一緒に

パピーを埋めました。

 

まだ小さい頃、お庭から通りに落ちて、

お庭が嫌いなパピーでした。

一番家寄りのバラ&ラベンダーの隣なら、安心でしょう。

 亡くなったパピーは、ダイニングの板の間から台所を

お尻をプリプリ振って歩いていました。

目は黒々と輝いていて、

舌を出して笑っていました。

愛嬌たっぷりで、食いしん坊なパピーは、

まだ、気づいていないようでした。

 

「これで良かった良かった」と

何度も何度も繰り返す祖母は寂しげでした。

祖父が亡くなったときにもらった、埃っぽいぬいぐるみを、

居間に持ってきていました。

 

「おばあちゃん、パピーはまだおばあちゃんのお家にいるよ。」

「そうね、ずっといてくれるのね」祖母はそう言いました。

姪は、真っ白のチンチラ、ハプと同じ日に生まれました。

ハプは、姪のベビーシッターでした。

ハプより年上のシャムのトムは

番犬のようでした。

二匹とも、大切な家族でした。

 

ハプが亡くなってから、

毎日、祈っていました。

ハプとトムの生まれ変わりに出会えますように、と。

 

ノアは、本当に生まれ変わりです。

トム&ハプ&パピーは

幸福&癒しをもたらしてくれました。

 

でも、最期はきれいごとでは、ありませんでした。

 なぜ、こんな死に方になるのだろう・・・?

何も悪いことをしていないのに、

どうしてだろう・・・?

そう、いつも思います。 

 

 生前の一番ハッピーだった時のパピーをみて

僕は、祝福しています。

 

 全てを受け入れて、全うしたんだね。

よく頑張ったね。

苦しみから解放されて&また歩けるようになって

本当に良かったね!

ありがとう!

サルを夢占いで検索すると

「真に還る旅」というのに繋がり、ピンときました。

サル=去るで

「パピーは真に還る旅に行くね。

と、伝えたかったんだね」

そう二人で話していました。

 感謝は、

悲しみを癒します。

 

 

 


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