champion blue sky

父なる天。

 

父なる太陽。

 

父という字は左右対称の、

美しい、

なんとも安定感を感じる字ですね。

 

父親になるということは、

右脳的な、

地に足を着けて、真っ赤な情熱、生命力、感情、攻める強さ、・・・

左脳的な、

真っ青な律する意志、誠実さ、理性、守る強さ、・・・

このような二つのエネルギーを和ませながら生かすことを、

学ぶプロセスなのかもしれませんね。

 

外に広がりながらも、

中心には交差する点。

 

そこでは輝かしい紫の智慧のエネルギーが輝いています。

母という字からは、包み込むようなエネルギーを感じますね。

父という字からは、なんともどっしり、外向的なエネルギーを感じますよね。

 

父と母。

 

厳父と慈母。

智慧の哲学と慈悲の宗教。

叱ってくれる愛と抱いてくれる愛。

批判の世界と享受の世界。

 

慈悲と智慧は表裏一体。

智慧の目が開いていないと慈悲を施す事はできないのですね。

智慧とは正しい批判、厳かな判断、誤りなき認識だそうですね。

 

よく言いますね。

智恵のない人には不要にみえる雑草も、

智慧ある人には個々の特性が見抜けてそれを生かせると・・・

例えば、ドクダミの葉。

体に擦り付ければ天然の虫除けになり

干せばお茶になりますね。

 

全ての人は、

事実的にという意味ではなくて、

父に・・・、そして、母に・・・、

人としてなるプロセスが、
人生だともいえるのでしょうね。

 

僕の父は優しいパパです。

男三兄弟の長男。

とても優しく愛情にあふれる叔父達も、僕にとってはとても身近な存在です。

 

男らしい兄弟の中で育った父にとって、

きっと僕のような子供は、
父が僕に出逢うまでは、

関わること無かった、

未知の世界だったことでしょう・・・

そのことは、同時に、僕にとっても同じなのですね。

天真爛漫な僕の幼少の頃の夢は、

大きくなったらお月様になることでした。

ピアノの発表会で「将来の夢はお月様になることだそうです・・・」と、

司会の方が紹介して下さり、

観客の愛ある優しい反応を感じながらも、

生まれるところを間違えた・・・?やっていけるかな・・・、

そう感じたことをよく覚えております。

「10人のインディアン」を威勢よく弾きましたっけ。

 

現実的にならなければ・・・

そう感じた僕は、

「将来の夢は女の人になること」

次にはそうかかげました。

可愛がってくれていた近所のおじさんあばさん達に、

「ひでくん、ほんとうに大きくなったら女の子になりたいの?」

そうきかれました。

「うん」と答える僕の夢を否定することのない、

おじさんおばさん達の顔をみながら、

それは大変なのかな・・・?

そんな感じを受けていましたっけ。

 

僕が生まれたことは、

父と母にとっては、

まるでジェットコースターに乗ってしまったような、

そんな感じだったのかもしれませんね。

 

父は休日にはよく一緒に過ごしてくれて、

僕や従弟を連れて竹やぶで竹の弓を作ってくれたり、

焚き火でみかんを焼いてくれたり、

沢山のところに連れて行って自然と触れ合わせてくれました。

海外に出張へ行った際には必ずお土産を買ってきてくれて、

ネイティブインディアンに伝わる太鼓だったり、

亀の甲羅でできている楽器だったり、

父のそんなセンスが大好きでした。

 

家には色々な異国の文化が不思議な調和を奏でていました。

 

日曜日の午前中はよく一緒に世界紀行を観ていました。

ある日、タイが、水の都・クルンテープが、放映されたのです。

こういうところに住んでみたいな・・・

確かに僕はそう言ったのですね。

本当に住むことになるだなんて驚きですね。

父との縁も深く、

ヨーロッパで親子として生まれ、

一緒に船で異国の布や工芸品の貿易をしながら生きていた時代があります。

僕の最近の過去生においては、

やはりその時も親しい間柄で、僕が逃げられるように手配してくれました。

 

今回、僕は、父の子供としてまた生まれてきたのですね。

 

無意識に独占欲が強くなるのもわかります。

 

父の一番最近の過去生においては、僕は生まれてはいないのですね。

父は広告代理店のトップとして長年活躍し、

今は、文化交流の仕事をしております。

 

セクシャリティーの悩みというのが思春期の僕にはありました。

世界が狭かった当時の僕は内心でとても怯えていました。

そんな僕に父は言いました。

「好きなことを見つけなさい・・・」

 

僕は、両親が、視野と世界が広く、知的で、愛でいっぱいなことに、感謝しております。

 

たががセクシャリティー、されどセクシャリティー。

セクシャリティーが問題となって勘当されたという友人達にたくさん出会ってきました。

 

僕自身は自分のセクシャリティーは問題ではないと知っていましたが、

深いところで受け入れられない自分自身を自分が受けいれられるよう葛藤していました。

  

父が10代の僕の部屋にそっとおいてくれた本は、

「歴史に残るゲイの偉人たち100人」訳すとそんなタイトルとなる洋書でした。

天才的なメークアップアーティスト、故ケヴィン オークィンのMAIKING THE FACE、

美輪明宏さんや假屋崎省吾さんの本なども買ってきてはおいてくれる父でした。

資本主義というのは能力主義ですよね。

能力ある所に富が集まる。

能力が全てです。

結果オーライの世界です。

そこで問われる能力とはなんでしょう?

能力ってなんでしょう?

 

日本も、戦後は特に、西洋化が進みましたね。

それでも日本のコアな主体は西洋化が規範となっているのではなく、

心ですね。

 

気功における気は、

中国、台湾、日本では特に馴染みが深く、

人を体から理解する姿勢が随所にあらわれていますね。

気はエネルギーです。

何気ない日常生活においても、気が言葉を通してあふれていますね。

気軽、気だるい、覇気、寒気、熱気、やる気、元気、病気、殺気、嫌気、・・・

とか、

いい気がする、気持ちいい、気分がいい、・・・

とか、

状態を表す日本語に気はいっぱい使われていますね。

旧約聖書においては、

とても激情で気まぐれな創造主イェホバと人間が対等です。

虐げられたイスラエルの民が預言者を通じ、

自分流の生き方を築き上げるまでの長い道のりが、

示されております。

 

自主性の強い遊牧の民は移動する事によって、

不足を補おうとしたのですね。

 

お話には、

地球の自然原理が、

何かを得れば何かを失うという自然律が、

一貫して純粋に表されておりますね。

 

モーゼがシナイ山でイェホバから得た十戒は戒律の象徴ですね。

 

古代から新天地を探すために始まった移動。

新天地には既に先住民がいて規律があって、

古い規律に従うか、新たな規律を作るか、と、

変革へ、革命へ、と、

繋がっていくのですね。

 

地球にもっと場所があり、資源があり、生存競争がなければ、

世界平和はすぐに実現されるのでしょうか?

父、叔父たち、祖父たち、大叔父たち、曾祖父たち、ヒイヒイ祖父たち、・・・

僕の1Lineの父たち。

 

優しかった母方の祖父は、一時期、ラップ音とともによく現れました。

「英之、ふんばりなさい・・・」と。

ラップ音が大きくて、迫力が凄くて、

突如天上に現れる祖父の姿に僕は時にはおののきました。

二度戦争へ出兵した祖父。

松蔭神社と馬事公苑へよく連れて行ってくれた祖父。

とっても素敵な洋間に着物で座っていて、

祖父の家の、木彫りの大きな熊が見下ろしている玄関には、

大きな下駄がいつもありました。

素敵なBLUE&WHITEの金魚蜂がお庭には置いてあって、

よく一緒にえさをあげました。

肉まんが好きだった祖父。

 

帰路に立たされた時ほどに、父たちはよく現れました。

 

霊障現象が一気に起こり、それが激しかったその頃、

僕は寝室に祖父が描いた油絵、祖父がうたった短歌、
曾祖父が描いた日本画、父が置いたお経を、

お守りのようにして部屋中に飾りながら落ち着かせていました。

父方の祖母は夢で観るという”感”があります。

祖母は女流作家になりたかったのです。

ひいひい祖父は、お茶畑を営み、

曾祖父の本を読むと、

それはそれは優しい人で、

信仰心が深く、お経を挙げながら亡くなったとのことでした。


嬉野茶。

伊勢丹でも手に入りますので、よろしかったらぜひ。

 

曾祖父はその影響が強いのかもしれません。

霊ごとに長けていたのは、特に父の祖母の家系にみられます。

曾祖父は内務省時代、日本国に救急車の導入することを、

留学先から閃きを得て提案しました。

神の都と言われている宮崎県の知事になってから、

目覚め、神道に傾倒していったそうです。

朝は冷水を浴びてお清めをして、

白い着物を着て神棚への祝詞を毎日あげていたそうです。

 大叔父は、芸術に長けていて、とても憑依体質でした。

多くの憑依体質の人は人ごみが苦手ですよね。

曾祖父の画名は一捻です。

一番今をおもう。

若い大叔父を事故で亡くし、

代議士として生きた曾祖父が描いた絵。

それを観ると、そこには、

花々の命のほんの一瞬が細かく丁寧にあらわされており、

今が全てなんだよ・・・と伝えられてる気がします。

生きるということは反復することでもありますね。

 

自然というのは余りにも雄大で、

人も動物も植物も、

反復する自然環境の中・・・

 

朝がきて夜がきて、また朝がきて・・・

息を吸って息を吐いて、また息を吸って・・・

 

持続しているのですね。

 

その持続が進化のようにもみえるけど・・・

もしかしたらただただ持続しているだけなのかも知れませんね。

 

人間の性は、

持続と進化の両方を欲しているのかな・・・

 

父たちは、みな、

世界、時代、社会、家族に、

向き合うことの大切さを、持続させることの大切さを、教えてくれています。

  

曾祖父の日本画、祖父の油絵、祖父の短歌、

大好きです。

 

父のセンス。

僕の宝です。

 

パパ、

熾烈な能力社会の中、

弱肉強食の中、

いっぱいの愛とたくさんの智慧をありがとう。

・・・尊敬しています。 

全ての父たちに畏敬と愛をこめて。 

 

champion blue sky。

 

すてきでしょー

ブルーベリーの品種です。

 

智慧の目を開いてくれるブルーベリーです。


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